Live2Dイラスト・モデリングクリエイターの選び方【判断材料紹介!】

VTuberのイラストとかモデリングの凄さってなんとなくしかわからないんですが、どうやって技術を判断したらいいか教えてください。

お任せください。

この記事の内容
  • クリエイターの選び方
  • イラストの判断材料解説
  • モデリングの判断材料解説

イラストやモデリングの経験がある人はそれなりに判断できるかもしれないですが、

私はイラストのセンスが壊滅的なので、最初のうちはなんとなくの見栄えで判断する以外、判断材料がありませんでした。

ただ、VTuberの制作に携わるうちに分かってきたことがいくつかあるので、

今回はそれを紹介していきたいと思います。

なんとなくでもそうやって判断するんだなってことが分かれば、依頼した後の大きな失敗も防げるし、

依頼の際のヒヤリングでも、スムーズに要望を伝えたりできると思うので参考にしてみてください。

また、クリエイターを探す方法についてはこちらの記事でまとめています。

参考にしてみてください。

それでは見ていきましょう!

目次

クリエイターの選び方

クリエイター選びの基準はいろいろあります。

選び方のポイントをまとめるとこんな感じです。

  • イラスト・モデリングの両方が可能なクリエイターかどうか
  • クリエイターの評価
  • クリエイターの人柄

今回はVTuber制作のクリエイターの選び方なので、内容に合わせてポイントを解説します。

結果的にお得に依頼していることになったり、やりとりがスムーズになるポイントですし、

自分のモデルに関する知識でもあったりするので、覚えておいて損はないはずです。

イラストとモデリング両方が可能なクリエイターかどうか

クリエイターさんを探していると一人のクリエイターさんに頼むだけで、

VTuberデビューに必要な作業を全て済ませてくれるクリエイターさんが一定数存在します。

これはクリエイターさんを選ぶ時に重要になるポイントの一つです。

後でも説明しますが、モデリングの際にイラストの状態によってはモデリングが少しやりにくかったりすることがあり、

場合によってはイラストが動く時に不自然な歪みが出てしまったりすることがあります。

両方の作業が可能なクリエイターさんの場合、始めからモデリングの事まで考えてイラストの制作を進めるので、

歪みなどのトラブルが無いように作業してくれます。

またイラストとモデリングが別々のクリエイターさんでモデリング時にイラストの歪みが出てしまったりする場合、

モデラーさん側が加筆して対応することがあります。

両方可能な方であれば加筆の必要があっても、イラストを書いた本人が加筆できます。

ですのでクリエイターさんの手間を減らせる、と言った意味でも両方の作業ができるクリエイターさんは強いと言えます。

あとは料金のお支払いも一人だけで済むので、手数料がその都度かからないのもちょっとしたメリットですね。

クリエイターの評価

評価についてはこちらの記事でも解説しているのでまだ見てない人は目を通してみてください。

もう一度簡単にまとめると

  • プラットフォームにある機能の評価点数
  • 作品に対するいいねやハートの数などの客観的評価の数字

こんな感じです。

あくまでココナラ以外の評価は誰でも気軽に付けることができる数字ですので、全てを信用することはできませんが、

数字が多ければ多いほど注目度が高かったり、多くの人から評価されている作品であることに繋がりますので、

直感的な判断材料にはなります。

また中には例外的に、クオリティの高い作品を投稿していて、評価が少ないクリエイターさんもいらっしゃいます。

そういった方は無断転載や、トレスなどでない限り、まだ世間に見つかっていないかったり、

あまり注目を浴びたくない事情があるような、穴場的な立ち位置のクリエイターさんです。

もしそういった方を見つけられた時は、事前情報をしっかり確認し、連絡を送ってみるといいでしょう。

クリエイターの人柄

クリエイターさんの人柄は依頼経験の少ない人にとっては重要なんじゃないでしょうか。

必要最低限のやりとりだけでどんどん進めていく人や、疑問に思うことを説明してくれたり、

聞きやすい流れを作ってくれる方など進め方はクリエイターさんそれぞれあります。

自分にとってストレスの少ないやり方をしてくれそうな人を選ぶ方がいいですよね。

判断材料としては、

プラットフォーム判断基準
Twitter普段のツイート、リプライなどの内容を見る
ココナラ評価・感想の評価点数やコメント内容を見る
NizimaTwitter連携していることが多いのでTwitterから普段のツイート、リプライなどの内容を見る

こんな感じです。

また、連絡後にやりとりをしていて分かることもあります。

少しでも違うなと思った場合は、早め早めの段階で断ることも大切です。

ラフの作成まで進んでしまうと、断りにくくなってしまいます。

ですが個人依頼は、あくまでクリエイターさんも自分のやり方でサービスの内容を設定しているので、

厳密に言えば料金をお支払いするか、依頼に関する契約書を交わすまではいつでも断ることができます。

ですので、断りにくくなってどんどん話が進んでしまう前に、

自分には合わないと思った時点で、丁寧にお断りするということも頭に入れておきましょう。

イラストの判断材料

イラストの判断材料は人によって色々とあると思います。

結論から言えば、自分の好みの絵柄や、

自分がなりたいVtuber像に近い絵を描いているイラストレーターさんを選べば良いと思います。

そしてここではその好みの絵となる部分を多くの人がどう判断しているのかを、少し深掘りして解説します。

デザイン力

ひとつはデザイン力です。

空想のキャラクターをイラストに昇華するのにデザイン力は必須です。

見た目が魅力的なVTuberはアーティスティックな衣装や見栄えが煌びやかで華がある雰囲気を纏っていると思います。

そういった雰囲気のあるイラストにするには、

髪型、衣装、色の使い方の3つが特に大きな要素になると私は考えています。

VTuberのモデルで他の人との大きな違いになる残りの部分は顔のパーツと体つきくらいです。

なのでこの3つの要素の中で自分の想像するVTuber像に近いデザイン力を持ったクリエイターさんを探すといいでしょう。

色の塗り方

色の塗り方は〇〇塗りと言われるようにいくつか方法があるのですが、

イラストにはその時の流行りの塗り方があるようなので、この塗り方がいいと一言で断言できるわけではないです。

でもまぁこれも簡潔に言うなら自分の好きな色の塗り方をしているイラストレーターさんを見つければ解決というわけです。

少しだけ紹介するなら基本的にはアニメ塗りと言われる塗り方が一般的に好まれる塗り方になるとは思いますが、

透明感や艶のある塗り方、グラデーションの感じが自分の思ったものに合っているかで判断すると良いでしょう。

モデリングの判断材料

モデリングの技術の詳細はまだ多くの人にはそこまで浸透していないと思います。

判断する基準を設定するのもまだ難しいところがありますが、注目しておくべきポイントがあるので、

今回はそれを解説します。

動作の大きさ

まず一つは動作の大きさです。

モデリングは簡単に言うとイラストに動作をつける技術なので、

動作がわかりやすくなるという点で、動作の大きさは一つのポイントになります。

ただ大きければ良いってわけでもないですが、VTuberのアバターは動くことも一つの魅力です。

動作が大きければ大きいほど動いていることが伝わりやすいので、

視聴者がアバターの仕草や雰囲気を体感しやすい

ということです。

ですが先ほども言ったように、大きければ大きいほどいいという訳でもありません。

動かせる上下の動作の幅をイラストの状態に合わせて、

最大限動かすことができるクリエイターさんを見つけられるのが理想です。

あとはクリエイターさんが動かすパーツに合わせて適した動作を設定してくれるでしょう。

歪みや不自然な動きがないか

2つ目は歪みや不自然な動きがないかどうかです。

結論から言うと

限られたイラストデータで作業するので動作が不自然になったりイラストに歪みが出てしまうから

です。

これは動きの大きさやモデラーさんの加筆という部分と関係してくるところでもあります。

少しレベルの高いところで言うと、人間の体の動きとして不自然な動きになっていないかどうかというのもあります。

用意されたパーツ分けイラストを使用しモデリングをすると、

本来動かしたかった範囲まで動かそうとした時に、イラストが歪んでしまう場合があります。

その場合、渡されたイラストだけでは動きが小さくなってしまったり、無理に動かすことができなくなってしまいます。

その際にモデラーさんが加筆をして

歪みを減らしたり、動作の範囲を広げることが部分的に可能になる場合がある

ということです。

無理に動作をつければ歪んでしまうので、歪まない範囲で動きをつけるのがセオリーですが、

部分的に加筆をすることで対応できる場合は、モデラーさんのスキル次第でさらに動きを付けられるようになるわけです。

不自然な動きについては簡単に言えば

人の関節の動きと合っているかどうか

です。

VTuberも基本的には人型を想定すると思いますので、人の関節をイメージして動作をつけることになります。

自分のへそを見る時に首が動かない人はいませんよね?

要はそういうことです。

首が真っ直ぐなまま真下を向いていたら不自然に感じてしまうので、

関節をイメージして動作が不自然じゃないか確認してみると良いでしょう。

また、スキルの高いクリエイターさんは、例えば目を動かす時に連動して動く表情筋なども意識して、

微妙に動かしていたりするので、より自然に、そしてリアルに動いているように感じます。

そういった細かいところを意識しているクリエイターさんはほぼ安心して依頼して良いと思います。

まとめ

いかがだったでしょうか?

今回はクリエイターの選び方とVTuber制作に必要な、

各クリエイターの技術的なところを少し含めた判断材料を紹介しました。

結局のところ自分が今後活動していくのに後悔しないために、

自分が好きな絵柄を描いている人に依頼できるのがベストです。

そしてモデリングはまだ馴染みのない技術なので、クリエイターを決める際にお役に立てる情報になっていたら嬉しいです。

作品が納品されたら配信に必要なVTubeStudioとOBSの導入と設定が必要になります。

こちらの記事にまとめてみましたので、参考にしてみてください。

よく吟味して、依頼したクリエイターさんと共にあなたの理想のアバターを制作できることを願ってます!

以上

おわり!

VTuberになるまで完全ガイドマップ はこちら

VTuberになるまでの工程を0から100までわかりやすく解説しています。

このマップ通りにやっていくだけで、誰しもが自分の理想のVTuberになることができます!

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この記事を書いた人

V-factory編集部。Vtuberが好きすぎてVtuber制作会社を立ち上げてしまった人たち。

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